デッドニングもどれだけこだわるかによって値段が変わってきます。
音を殺す改造と、ちゃんとした音を奏でる改造があるので、まずは音を殺す方法(ドアデッドニング)から紹介したいと思います。
前回記事のその1をまだご覧になっていない場合はこちらからどうぞ。
DIYでデッドニング その2
話が整理できてなくて申し訳ないですが、ドアのデッドニングに関して、心構え的な記事はこちらも参照してみてください。
DIYでドアデッドニングを考えた時に、出来るだけ安く仕上げたいというのはやまやまですが、貧乏デッドニングのような施工をするくらいならやらない方がマシです。
本当は事前にある程度計画を立てておいて、
ドア側のサービスホールをふさぐ⇒純正スピーカーから社外品に変更
まで一気にやりたいところですが、予算の都合もあるでしょうからまずはドアデッドニングだけを考えましょう。
①ドアの内張りを剥がす
一度内張り剥がしに慣れてしまえば後々でも対応可能です。
ですがまず自分の車の内張りが何か所のネジ&クリップで固定されているのかを知る必要があります。
以前はアルパインやSONYなどのWEBサイトで車種別の内張りの固定箇所のPDFを配布していましたが、現在はそのようなサービスは無くなっています。
無償でPDFをダウンロードできたのに、その通りにやったら失敗したという人からクレームが多くてやめたらしいです。
でもある程度の車種のドアパネルの外し方(ネジやクリップの箇所など)は紹介されていますが、全ての車種を網羅しきれていないようなので、もしも自分の車のドアパネルの外し方がわからないようなら、
「ご自分の車種名 ドアパネル外し方」
「ご自分の車種名 ドア 内張り 外し方」
で検索してみましょう。
人気車種ならみんからやYoutubeで情報を見つけることができるかもしれません。
今回は「余計な隙間を埋める」という安上がりだけど効果絶大の方法を紹介。
ドアの内張りを剥がす(剥がすときにパワーウィンドウに繋がる電線があるので
カプラー部分を外します)と判りますが、内張り自体は意外にチャチな
プラスチック性だと思います。(高級車だと違うのかも?)
音量を上げるとプラスチックの隙間で素材同士がぶつかりあって、
あの嫌なビビり音が出てしまいます。
まずはこの隙間を埋める作業をやってみましょう。
隙間を埋める方法はいくつかあります。
・スポンジ(吸音素材の専用品が望ましいが、安く仕上げるならこだわらなくても可)
デッドニング用の素材として有名な物をいくつか紹介します。
各素材や工具などを一覧でまとめてみましたのでそちらもご覧ください。
・コーキング剤で埋める。これも専用品がありますが、私はバスコークでやりました。
DIY系のホームセンターに行けば必ず売っています。バスコークとコーキングガン
合わせても千円もしないと思います。楽天のコーキングガンセットのリンク
このコーキングという方法が色々試した中で一番効果がありました。
隙間という隙間にグニュグニュとコーキング剤を流し込みます。
数時間でコーキング剤が固まってゴム、シリコンなどの素材が隙間を埋め尽くしてくれます。
気を付けなくてはならないのが、コーキング剤を流し過ぎて、
パワーウィンドウのスイッチが動かなくなったり、必要なネジ穴を塞いでしまうことでしょうか。
でも大丈夫。コーキング剤ならカッターで切れるので、はみ出してしまった
コーキング剤は切り取ってしまいましょう。
その③に続きます。
DIYでデッドニングをする方法はカテゴリページ下から順にみて頂ければわかりやすいと思います。
デッドニングや風切り音対策に必要な素材や工具などを一覧でまとめてみましたのでそちらもご覧ください。
あと、車のパーツの通販リンク一覧作ってみました。